5人の再出発
前回の記事から約ひと月が経ちますが、今か今かと待っていた……!先日、ついについに!嬉しいお知らせがありましたね〜!嬉しい〜〜!!
\WINNERがCOMEBACKするよ!/
『FATE NUMBER FOR』
タイトル曲『REALLY REALLY』『FOOL』
カムバックは4月4日の午後4時です!午前0時じゃないので無駄に夜更かししないで寝ようね!
今回のカムバ、またまたうぃのらしくオシャレな匂いがぷんぷんする〜〜。公開された画像、まるでZINEの表紙みたいじゃないですか?
この表紙プラス4人のインスタ並べたり歌詞をコラージュしたりしてZINE完成です…自己満用に印刷して作ろうかな……
メタモンのインスタとか映えそう……
4人組になった新生WINNERの船出を象徴する4!4!4!のカムバです。「Fate Number」という言葉は受容と決意を表したものだと思うのは私だけでしょうか。受け容れ、意を決さなければならない状況だからそう思うのかも知れません。幕が切って落とされたのは不本意だったかもしれないけれど、だからといって後戻りはできないのだという、どうしようもない運命だからです。(それにしても覚えにくいタイトルやなと思ったのはここだけの話ですすいません)
時を同じくして(?) テヒョンもまた新たなステージに立ったようです。先日3月25日に梨泰院のライブハウスでゲリラライブを行なったようで。バンドメンバー募集からそれほど経ってないと思うんですが、こんなに早く歌ってる姿を見られるなんて思っていませんでした。
テヒョンとボムちゃんがYGから離れてしまっても歌を歌ってくれたらいいなと思っていて、その歌声を私は聞けなくてもいいからどこかで歌を歌っていてくれたら、それだけで救われる気がしていました。歌ってる姿が一番似合う二人だから、どんな形でも歌からは離れないでいてほしいなんて思っていました。
テヒョンのステージ上の姿を見てその思いは余計強くなりました。やっぱり歌が似合うし、ああいう曲が似合うのはテヒョンだからこそです。当面は会社に所属せずバンドとして活動を続けたいというようなことがテヒョンのタンブラーにも書かれていたようです。今のところ順調な滑り出し?だと言えますよね?韓国ではアマチュアのバンドがどれだけ活動できるのか、どんな環境があるのか分かりませんが、テヒョンが納得できる場所ならいいなと思うだけです。
以上、うぃののカムバをリアルタイムで追えない当方でした…そこは0時で良いのに……YG一生恨むからな……ド平日の午後4時とか泣けますね。
寂しさには慣れること
みんな準備はできましたかーー!!
WINNERが帰ってくるぞーーー!!!
〜〜カムバックの匂いがする〜〜
#WINNERinLA
ということでアメリカで何やら撮影をしていたようです。MV撮ってるってことはもう最終段階ですね……とりあえず荷物多すぎたミノが気の毒でした(笑)空港の傾斜がキツそうで(笑)
ユンユンは髪の毛ガッチリガードしてるし、スソフソは鼻ピ開けた……のは結構昔の話ですかね。
とにかく!!WINNERが動き出しています。
当初は今年初め、2月にカムバか?と言われていましたが、さすがYG、それもご愛嬌ということで3月中にカムバできたら大したもんだと言えるでしょう。YGが言うなら3月も「今年初め」に入るんです!!
うぃのに続いてカムバかと言われているiKONは3月いっぱい日本ツアー、5月6月にはドームツアーが待ち受けています。……怖いよ………何か大きな力が働いている…………
どうなるにせよ「日本デビュー後1年ちょっとでドームツアー」ってのは相当なネームバリューがありますし、iKON本人たちもやる気でしょうから、応援してるよー!(怖いから深く考えないことにしている)
閑話休題、そんな感じでiKONが7月ぐらいまでは本国活動ができなさそうなので(今のツアーとドームまでの間にカムバするのか?強行?)、もしかするとWINNERのカムバが5月6月になっちゃうかもしれませんね。いくらMV撮ったとは言え、それぐらい心を広く構えていないとYGファンは務まりません。
もしその辺りにズレ込みそうな場合は、いっそiKONの活動を連続させて音楽番組の共演とか見せてくれたり、、、しませんよね〜?だってYGだもんね〜〜?してくれないかな〜?(匂わせ)
以前から度々噂になっている兄弟グル対決を演出することは絶対にあり得ないだろうけど、エンディングで事務所総出で1位を祝うやつは………見たい!!
ところで、WINNERって、4人ですよね()
2NE1は最終的に3人での活動をすることはありませんでした。最後の曲は確かに3人の声しか入っていませんが、MVにはちゃんとミンジの映像を使ってくれた。あの映像に、胸が張り裂けそうになると同時にどれだけ心を救われたか、一連の流れを見てきた人なら分かってくれると思う。ミンジが抜けたとき、正直これからトゥエニがカムバしたとして、3人のステージなんて正気で見れないなと思いました。CRUSH期にボムちゃんがいないステージがありましたよね。CL姉さんが「Baby, I miss you and it's gotta be you!」って叫んだ日。あれを思い出しました。結局、私の心配は杞憂に終わり(?)というかそれ以上に悲しい結果に着地してしまったけれど、見たくなかった「3人だけのステージ」が行われることはありませんでした。
その一方、WINNERは4人でカムバックしようとしています。ミンジの脱退に際して感じたことを、当然WINNERにも感じていました。4人だけが舞台上にいる姿を見たくない、と。
寂しさへの対処法は「慣れ」に尽きます。
大事なのは「慣れ」は寂しさの解決法ではなく対処法だってことです。一度もたらされた寂しさは永遠に消えません。それは自信を持って言えます。寂しさに限らず感情ってなかったことにできないでしょう?発した言葉を取り消すことができないのと同じで、一度感じてしまった気持ちはなかったことにできません。
何かを失って寂しさを感じていたなら、例えその何かが手元に戻ってきたとしても、「ソレを失っていた時間」に対して寂しさを感じてしまうものです。
もう、慣れるしかない。これからきっと、4つのシルエットを見てもう1つの影を思い浮かべるでしょう。その感情には慣れるしかないんです。
WINNERが4人だという状況にはやっと慣れた気がします。今は前述した「4人のWINNERは見たくない」とは思いません。慣れて、受け入れました。
そうこうしているうちに、最近はなんだか「WINNERっょぃ」とか思うようになりました(笑)だって2人ボーカルで2人ラッパーの4人組って面白いよ、絶対!しかもリーダーがマンネになったよ!面白くなるよ!!(クリスマスツリー飾り付け事件を思い起こしながら)
EXITのEのトラックリストを見ると分かるんですが、WINNERは曲を作れるメンバーが3人もいるのが強みでした。スンユンはエレキギターの鳴るロック調の明るい曲が得意で、テヒョンはまさに「센치해」、感傷的なメロディと退廃的な雰囲気が特徴。もう一人、ミノはラッパーですし一見ベース音が響くようなヒップホップが得意なのかと思いきや、意外とテヒョンのような感傷的な曲を作る人なんです。5曲目の「PRICKED」とか、いかにもテヒョンの曲っぽいのによく見るとクレジットはミノなんですよね。テヒョンは退廃的だとは言ったけれど、それ以上にミノの方が暗い曲を作ってる気がする……テヒョンがいないからってWINNER独特のアンニュイな面が失われることはないでしょう。
EXITの続きなのかどうなのか。個人的には続いててほしいな。EXITのティーザー集、めちゃくちゃ似合ってるコンセプトだと思うから。後に続くだろうiKONはたぶんザ・YG!みたいな感じだと思うので(半分は願望ですが)、WINNERはシックでモノクロでオシャレな垢抜けたスタイルが似合うと信じて疑わない当方です。「chic(上品な、洗練された)」って言葉はWINNERのためにあるんじゃないかと思っている。
つべのWINNER公式の動画欄って、オシャレ映像集か?と思ってしまう(オシャレ映像ってなんだろう)
WINNERのファンにとっても、それにテヒョンのファンにとっても、WINNERが上手くいくことは救いになるはずです。あの選択は正しくなかったかもしれないけれど、少なくとも間違いではなかったと、言えるように、したいものですね。
WINNERとテヒョンの未来が明るくありますように。
おしまい
追記:2017年2月24日
ブログ上げたばっかりなんですが追記です。Mネ公式Facebookに3月カムバ一覧が載りましたが、その中にこんなものが。
…………な、なるほど。
YGのホームページにも「WINNERは3月中旬か4月にカムバック、iKONはMVについて会議を開始」とありましたし、Mネさん時期尚早では?と思いつつ期待期待〜〜YGの世界軸では4月も5月も3月?日に入るんですかね?時空が歪んでいる?と、冗談はさておき、いよいよカムバが現実味を帯びてきて嬉しい限りです。
GOODBYE
いろんなMVに泣かされてきたけど、曲が悲しくて泣くのは初めてだ。
決して手の届かない場所にある何かがどうしても欲しくなったとき、それでも何度も手を伸ばしてみるけれど、その度に手が届かない現実を見せられる。いっそ「そんなものは初めから存在しなかった。私は幻を見ていた。」と思い込ませてしまった方が楽なのだ。そちらに目を向けなければいいだけの話で、目を背けられるぐらいのものならそのうち忘れる。
続けることに意味があるのだと開き直るのも一つの道かもしれないけれど、とにかく、何度手を伸ばせるかが強さだというのだ。
だとすると強いことが良しとされる世界のなかで、彼女たちは強かったと言えるのだろうか。
おとなしさとは対極にある姿で自由に遊ぶこと、眉を顰められても自分の好きなように着飾ること、少々キツイ言葉でも本音を歌うこと、そうやって生きることがどれだけかっこいいか。「自分らしくいることが大切だ」という言葉は至る所で聞くのに、示してくれる人はそういない。それをいつでも体現してくれていた。存在自体がメッセージだった。
なんて強い人たちなんだろうと思っていた。
歌を聞けばそのパワーを分けてもらえる気がして、勝負の前にも後にもしょっちゅう聞いた。
最初に報せを聞いた時はどうしても実感が湧かなかった。悲しくなれるだろうかと曲を聞いてみても、曲自体が消えるわけでもないから、喪失感の原因が分からなかった。失うものが何なのかわからなかった。
今になってそれが分かった。私は共有する時間を失うのだ。CDもDVDも音源も映像も歴史も記録も消えないけれど、もう彼女たちと一緒に歩くことができないのが悲しいのだ。
人が生きることと同じように、全てのものは時間が通り過ぎるなかで存在する。そのモノにとって経る時間がなくなったとき、存在がない状態だと言えるのかもしれない。
ふとした瞬間に、特に彼女たちの歌を聞いているとき、そうやってメッセージをくれるひとが「いる」ことがなによりの説得力だったのに、そうでなくなる。
個性というものは二つ以上隣り合うから目に見えるのであって、それだけがポツンと存在したところで、違いを見て取ることはできないのだ。
大好きでした。どんな言葉でも足りないほど。
無題(正直に)
誰が悪くて何が原因かなんて考えるだけ無駄で、たらればの話をいくらしたところで事実は変わらないわけだけど、文句言いたくなります。悲しすぎる。
意外と驚いてない自分にびっくりしています。なんでかな。すごいしっくりきちゃって、眉ひとつ動かさずに、という感じでニュース記事を読んだ。
一度も考えたことがなかったかと言われれば嘘になる。というか皆さん何度も考えたでしょう?テヒョンは復帰しないかもしれない、2NE1は解体しちゃうかもしれない、って、何度も考えたでしょう?それぐらいここ数年のYGは不安定だったし、他社のグループの解散・脱退っていう報せを聞きながら「YGは絶対にそんなことしない」って思いつつも、心のどこかで「そんなにあの会社を買い被っちゃいかないのかも」って思っていました。
どうしようもないけれど、そうなってしまったものはしょうがない。これが最善の道だったと思うしかないのでしょう。「ただのファン」として彼らのためにできることはそれだけだから。
EXITはどうなるのかな。事実、「テヒョンのせいでWINNERの活動が止まっていた」ことを認めるなら、彼がいなくなった今、全力でXとIとTを出すのが正解か、テヒョンの脱退を悲しんで少しの間静かにしているのが正解か。どちらにせよファンは納得しないでしょうけど。八方ふさがりとも言える状況。
もしかしてテヒョンの声が入った歌が完成してたりするのかなと思ったり思わなかったり。だとしたら切なすぎるなあ。
円満でもなく、喧嘩別れでもなく、悲しい別れ方でした。
契約年数把握してないけど、発表の書き方的にボムちゃんは契約満了に合わせてだったのかな?テヒョンは確実に期間の途中だと思うんだけど。そうだとしたら、まだテヒョンよりボムちゃんの方が納得できるのかもしれませんね。インスタにも練習なうって書いてたから、どんな形にせよボムちゃんが歌を続けてくれるなら、そこは素直に喜びたいです。
テヒョンは、歌を続けてくれるだろうか。急かすことはできないけれど、待っていますと言うのは烏滸がましいだろうか。
受け入れなければならないからと、考えを整理したくて書いたブログでした。
どうなったって私にとってYGは贔屓目で見ちゃう存在に変わりはないの。
-------以下は愚痴です
正直、今後を考えると、BIGBANG・2NE1のいないYGで長い間表舞台に出られずに2年も3年も空白期間つくるメリットって何?って思ってしまいます。
何年も懐にとどめて磨いて温めた結果がこれ?「取り返しのつかないこと」ってこのことを言うのかな。
YGの何がカッコイイって、「1位とか大賞とか別に評価されたいわけじゃないんで」「音楽やりたいだけなんで」って言いながら1位獲ることであって、ほんとに1位獲れなくなったら本末転倒でしょう?ただのサムい勘違いさんになってしまう。
これから大黒柱BIGBANGがいなくなったあと、そこに代われるボーイズグループがいないのは痛い。
8年(だっけ?)も新人を発表しなかったのはある意味YGブランドの価値を高めることはできたけれど、値段上がりすぎて自分たちも手が出せなくなってる感じある。元も子もないね。
そうやってYGが慢心していた(かもしれない)間に躍進を遂げた中小事務所のボーイズグループたち……バンタン、セブチ、モンエク、その他大勢、と、後ろは順番待ちでいっぱいなんですから。
あのスパンで成功するのはBIGBANGだからなのであって、いくらデビュー前から顔が知れてておよそ新人とは言い難くて実力があるとしても、大先輩BIGBANG様と同じカムバ周期でやってけるはずないでしょ、普通に考えて分かるじゃん……これでBIGBANGと同じレベルの結果を残せるんなら潜伏期間長いのも納得できるけど、正直言ってそれほどでもない。
ハイちゃんも楽童兄妹も気の毒だ。二組ともHIGHGRNDに行けば?って思ってるのは私だけだろうか?
というかHIGHGRND自体どうなってるの?コムチョンチマの曲出してる頃はまだ、何やってるか分かりやすかったけど、今すごく分かりにくい。分かりにくいって、大問題だと思うんだけどな。
会長さん。兄妹のアルバムは?ワン君のデビューは?イェダムは今なにしてる?ぶるぴんちゃんの下にいるはずの女の子たちは?THE BLACK LABELは?ジェクスキスさんをどうするつもりなの?音楽関連以外の事業は続けるつもり?
言いたいことたくさん、文句たくさんで、申し訳ないです。
愚痴でした。すみませんでした。
随筆のようなメモ(笑)【WINGSを聴いた】
(以前一度公開していましたが、書き足し書き足ししていたので再度改めてアップしました)
皆さん御存知BTSさんのWINGSを全宇宙にオススメしたいという、このぬるい思いを誰かに受け止めてもらいたくて書いた。
(じぇいほぷ推しに磨きがかかっていることをここにおしらせしながら)
〜〜ひとりごと〜〜
MAMAの投票レースが始まったね。今年は大賞とれたらいいのにね。
ウィキ先生に聞いてみたら、2009年にMAMAが始まってから、三大事務所以外で大賞受賞したのって2013年のチョーヨンピルさんだけだ……(ただし2010年のMissA先輩も当時はJYP移籍前だったっぽい)MKMF時代含めてもドランクンタイガー大先生とSG WannabeさんとYG移籍前のエピカイ先輩以外はみんな三大事務所だよ。すげえ。
ここにBTSさんの名前が並ぶかもしれないのかと思うと鳥肌モノだ…
(小声:iKONのことは聞かないでほしい。めちゃくちゃ葛藤した)
追記:今年の歌手賞おめでとう!
〜〜ひとりごとおわり!〜〜
ナムジュンのVアプ見ながらだらだらメモしてたものを引き延ばしながら書いてたら結構な分量になったので、せっかくだしブログに上げよ!っていう記事です。
BTSさん以外も含め、久々に、アルバム全曲通して聞きたい1枚に出会った気がする。なかなかK-POPでアルバム全体通して聞きたいものってなかったんだけど(何度でも言うけど当方はYGしか追ってこなかったので比較もクソもないんですがですが)例えばびぐばん先輩の『Remember』とかヨンベさんの『SOLAR』とかは個人的にその類いに入ると思っている、個人的に!ハイちゃんの『SEOULITE』(二作通して)も良かった。あと最近は御多分に洩れずDEANの『130 Mood : TRBL』にも好き……!ってなったよ。(但しあれはEPなんだけどその辺めんどいのでグーグル先生に聞いてください。)
日本はあまりにもシングルが重視されるから、アルバムって言ったらシングル集みたいに捉えられる感じあるんじゃないかと思うんだけど(?)、アルバム作るぞ!って言って作られたアルバムって良いんだよ……ほんと良いんだよね………
個人的に曲をそれ単体のみで聴くよりも、そのバックボーンとか背景になった状況を知りたいタイプなので、できるだけそういう情報が多いものは自然と好きになる。自給自足アイドル(死語)が人気な理由ってそこなんじゃないかな。
まあ完全に自己満なんだけど、そうした方が正しい理解に少しでも近づける気がする。正しく理解できるとは思わないし、そうすることがイコール正しい評価方法ではないと言われればそれまでなんだけど。
例えば今回のWINGSだとタイトル曲が『피 땀 눈물』なわけですが、「BTSの新曲、피 땀 눈물」ではなく「BTSの新アルバムWINGSのタイトル曲、피 땀 눈물」として聞きたいし、聞いてほしい。なんなら「BTSの青春三部作である花様年華シリーズを踏まえ満を持してのリリースとなった新アルバムWINGSのタイトル曲、피 땀 눈물」として聞いてほしい。長い。しかし聞いてくれ。
-----以下ほんとうにメモ-----
全曲分言いたいことは山ほどあるけど長々と思いの丈をぶつけた。(すでに長い。)ごめんなさい。
とにかく『Interlude : Wings』が好きです。最後に入ってる曲。最後なのにInterlude(幕間、間奏曲)。次に乞うご期待?
一番最後の歌詞にもなってる、つまりアルバムの締めくくりになっている言葉「If my wings could fly」ですが、これってあれ?いつだったか暗記した「現在の事実に反することは過去形で」ってやつ?
「僕」には確かに翼が生え、その小さかった羽はやがて大きくなり、同時に背中は痛んだ。翼は飛ぶために作られるものなのに、「僕」の翼は機能しない。
こんなにメジャースケールで爽やかな曲なのに割と歌詞が暗い。しかもその暗い曲で終わってしまう。どうかリパケ版で救済がありますようにと願っているところです。(リパケ出るとか聞いてないけど)
花樣年華って全体を通して「諦め」を肯定したかった気がするんですけど、それを踏まえたフルアルバムってのを一番よく表してる曲かなと思いました。
『Awake』のはなし。「6つの花びら」って言葉が印象強すぎて、花様年華の設定なのね〜としか思ってませんでした。
ユンギさんの曲もジミンちゃんのもブイくんのもそうなんだけど、花様年華シリーズを見ていると、やっぱり死とか犯罪とか、そういうところばっかり注目しちゃうけど、所詮は(←言い方)今ドキの若者たちが悩みやら幸せやらの話をしてることに変わりはないわけで、あの映像群や曲やコンサートで演じていたキャラクターにはBTSさん本人が、私たちが考えてた数倍は投影されてたんですよね。そうやって敷かれた伏線のオンパレードをここに来て回収されてるのとか、もう、気持ち良いとしか言えない。
フィクションだと思って見てたドラマがノンフィクションどころかドキュメンタリーだったみたいな(?)逆か。(?)
命が関わった瞬間にドラマチックすぎて周りが見えなくなってしまう。だからこそそんなテーマを使ったんだろうけど。ただし結果的に、自死が美しいとか(穿った見方をすればそれらを推奨するようにもとられかねないもの)をアイドル・防弾少年団がやるかね……って気持ちもある…かもしれない……
話を戻すと、ナムジュンがジンさんの作った『Awake』のメロディを聞いて「この人には勝てない」ってベタ褒めしてたのがとても良いな。(そんなこと言ってたか定かじゃないです。)完璧超人リアル8頭身のガチ天才が普段ポヤポヤしてる人を認めたことに対して、なんともいえない萌えが発生しました。
つくづくジンさんは長男だなあと思います。だって、幸せかと聞かれてすごく怖いって答えるくせに「けれど六つの花をしっかりと握って歩いているだけだ」って、もうさ…親かよと思うよね……親だよね………
ボーカルとしてはマンネラインの陰に隠れることも多かっただろうけれど、そんなジンさんがあの、サビのメロディ作ったのとか、それをハイスペック能力者ナムジュンリーダーが絶賛してるのとか(また言ってる)、もう、もう、ジンさんはポーカーのエースだったのかもな……違うか………
『First Love』がすごい好きで辞書索き索き細々と和訳してたんだけど、なんていうか、人称地獄でした……いや、めっちゃ簡単な問題だったんですけど、沼にハマってました。その昔ハイちゃんの『Stay up late』を和訳したときタブロさんのパートで一人称を何にするか迷ったのを思い出しました。どっかに記事上がってるから読んでみてください。
最初、全部「僕」と「君」で訳してたらなんか話が意味わかんなくて、それでウンウン悩んでたら、単にコーテーションマーク(?)見逃してて、そこで話し手が変わるってだけの話だったんですよね!
主人公(きっとユンギさん)の幼い頃〜青年期とこれから、とその隣にあるピアノ(+ピアノに見立てた女性)のお話なんだけど、主人公と女性はどちらが歳上なのか、今と昔で主人公の一人称は変わっていないのか、って迷いました。(以下『First Love』のあらすじです。大げさに人称の変化をつけてみた↓↓)
幼い僕は家の片隅にあったピアノを弾き始める。けれど僕の方が背が高くなる頃には、あんなに幸せで楽しかったピアノから遠のいてしまった。「私がいなくなっても君は自分の力でやっていけるから心配しないで。何かの形でまた会えたら、笑って私を迎えて。」そう言って離れていった。14歳の頃、お前に再び向き合ってぎこちなく触れたとき、お前は俺を拒まなかった。十代の終わり、一歩先すら見えなかった頃には、涙も笑いもお前と一緒に経たから思い出になった。俺は絶望のどん底で全てを諦めたかったのにお前は「あなたならできる」と言い、お前との出会いを恨んでも、そんな俺の側にいてくれた。俺の人生の始まりから終わりまで、全てを見守るのはお前なんだ。
Vアプでナムジュンが「(WINGS収録の『MAMA』について)ジェイホープは彼のお母さんが彼にしてくれたことや言ってくれたことをよく話す。丁度シュガヒョンのピアノに対する愛に似ている感じ。」みたいなこと言ってて、逆に言えばユンギさんはピアノに対して母に対する思いに似たものを抱いているのかなあと。今回の『FIRST LOVE』の歌詞でもそうだし、昔ジミンちゃんがツイッターに上げた『I NEED U』弾くユンギさんの動画、あれ結構OFFモードだと思うんですが、ユンギさんがなんとも言えない顔してるのとっても好きです。(→リンク)ピアノはいいぞ。なんてったって楽器の王様だからね。いくら聞いても飽きない。
幸せと苦しみは裏表になってて、どちらか無しではどちらも感じられないのだと思います。それはアダプタの違いなのかも知れません。
人生には終わりが来ることを知っていて、なにもかもを達観しているフリをしながら生きている主人公が弱音を吐く相手はその女性だけなんです。女性は恋人であり母であるのでしょう。主人公の成長が愛おしくて、そのセリフに頷きながら聞いてしまう曲です。
ほんとうはBeginのこともReflectionのことも書きたいけれどさすがに自重する。やばい。長い。
強制的におしまいします